Drift: うなぎの偽装で1億円

2008年7月4日金曜日

うなぎの偽装で1億円

うなぎの偽装を手伝って1億円もらったという魚秀、あくどい会社だ。
中国産のうなぎ蒲焼を三河一色産に偽装して販売したらしい。その量も相当なものらしく、なんと256トンの蒲焼を2-3ヶ月かけて三河一色産の箱に詰め替えたのだという。その報酬が1億260万円。払うほうも悪いが、受け取るほうも悪いと思う。
うなぎ大好きな日本国民を敵に回しているし、同業者からしてみてもいい迷惑だ。今回の偽装うなぎ蒲焼から、「マラカイトグリーン」「ニトロフラン類」の合成抗菌剤が検出されたと報道されている。これらは発がん性が、指摘され養殖魚への使用が禁止されているものらしく、中国産のものを産地偽装しただけにとどまらず、食の安全上良くないものを提供していて、2重に悪い。
きっと今年の夏のうなぎの消費量は下がるだろう。特に、中国産のものは。今、日本人は中国産の食料品にいいイメージを持っていない。冷凍餃子事件以来、ずっとそうだ。今回の件も せっかく忘れかけていたのに、またこんなことが起きて中国も残念だろう。
オリンピックで各国の選手、関係者を迎える中国、大事件になる前にオリンピックを中止したら良いと思うのは自分だけだろうか?そもそも、中国を開催地に選ぶには時期尚早だと思わざるを得ない。

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